肌がかゆい!乾燥による肌荒れを改善する方法

乾燥する冬の時期になるとかゆみを感じるほどに肌荒れを起こしてしまうことはありませんか? かゆみで肌を掻いてしまい、さらに肌荒れが悪化…なんて、辛いですよね。

今回は乾燥による肌荒れの原因と改善方法についてご紹介します。

【乾燥による肌荒れの原因は?

●肌のターンオーバーが遅れてきている ターンオーバーとは、表皮や角層などで起こる細胞の生まれ変わりのことです。 私たちの肌は、ターンオーバーを繰り返すことで、様々な外的刺激から肌を守ったり、水分を角質層内に閉じ込めたりと、うるおいやハリのある、健康的な肌を維持することができるのです。 そして、このターンオーバーの遅れ=肌が水分を保持できなくなっている状態が起因し、乾燥によるかゆみ肌の原因となります。 ターンオーバーの遅れにより、古い角質が肌表面にたまり分厚くなると、肌が柔軟性を失い肌表面が剥離しやすくなります。 表面が剥離した状態の肌に外的刺激が入ると、かゆみとしての症状が現れます。

【乾燥による肌荒れを改善するには?】

●肌本来の保湿力を高める もともと皮膚には天然の保湿成分が存在します。 この天然の保湿成分の総称を「天然保湿因子(NMF=Natural Moisturizing Factor)」と呼び、アミノ酸、ミネラル、尿素などが含まれます。これらが、角質細胞内で水分を保持する働きをしているのです。 また、空気中の水分や、真皮(皮膚の表皮の下の結合組織層)からの水分を吸湿して肌にうるおいを与える働きも担っており、逆にこのNMFがない肌は水分を保つことができないということになります。 NMFを増やすには、何より規則正しい生活とバランスのいい食生活が大切。特にビタミン類やタンパク質などは積極的に摂取しましょう。

●自分の肌状態に合うスキンケアを行う 自分の肌の状態に合うスキンケアを行うために、まずは自分の肌が今どのような状態かを観察してみましょう。

もし、肌がごわつく、いくら化粧水をつけてもうるおわない、と感じるようでしたら、角質ケアを試してみてください。 余分な角質が残った肌にいくら保湿をしても、なかなか新しい角質層にはうるおいが届かずインナードライを引き起こしてしまいます。 余分な角質を洗顔でしっかり取り除き、そこに化粧水と保湿クリームをプラスしていけば水分を蓄えられるやわらかなお肌になっていきます。 いつものスキンケアに角質ケアをプラスすることで、乾燥肌からうるおい肌へ変身!しっとりやわらかお肌を目指しましょう。 まずは自分の肌とじっくり向き合う時間を作ってみませんか?