全身用の保湿クリーム徹底ガイド|選び方・おすすめのスキンケア手順
ひじ・かかとがカサつく、脚は粉ふき、手はすぐ荒れる…。
年齢を重ねると、全身の肌悩みが少しずつ増えていきます。
そんなとき頼れるのが全身用の保湿クリーム。
ここでは乾燥の原因→部位ごとの特徴→アイテムの選び方→スチームクリームがおすすめな理由の順に、やさしく解説します。
全身の乾燥はなぜ起こる?
乾燥肌は「冬だけのもの」ではありません。エアコン、紫外線、加齢による皮脂量の変化など、1年を通して要因があります。
- 環境: 冷暖房の風・紫外線・季節の寒暖差
- 年齢変化: 40代以降は皮脂量が減り、水分を抱える力もダウン
- 生活習慣: 睡眠不足・偏った食事・ストレスも乾燥の引き金に
- スキンケア習慣: ゴシゴシ洗いや入浴後の保湿不足
部位ごとの肌の特徴
全身の肌はすべて同じではありません。部位によって乾燥しやすさや皮脂量が違います。
部位 | 特徴 | 乾燥しやすさ |
---|---|---|
顔・首 | 皮膚が薄く外気の影響を受けやすい | ◎ とても乾燥しやすい |
腕・脚 | 皮脂腺が少なく水分が逃げやすい | ◎ 粉ふき・白くなる |
かかと・ひじ・ひざ | 角質が厚くごわつきやすい | ◎ ガサガサ・硬くなる |
背中 | 皮脂が多く、乾燥とベタつきが混在 | △ 部分的にかさつく |
手 | 洗浄・摩擦が多くバリア機能が低下しやすい | ◎ 荒れやすい |
つまり、全身同じケアでは足りない部分もあるということです。
全身用クリームの選び方
ポイントは「全身用をベースに、どこでも使える安心感」。さらに、部位ごとに塗り方を工夫するのがおすすめです。
成分で選ぶ
- セラミド・ヒアルロン酸: 水分保持を助ける
- シアバター・アーモンドオイル: 油分でフタをしてうるおいキープ
- オートミール由来成分: 肌をやわらげてなめらかに
質感で選ぶ
- のびが良い: 広範囲を一度にケアしやすい
- こっくり: かかと・ひじなどガサガサ部位に◎
- さらっと軽い: 朝や夏場のケアにも使いやすい
全身用クリームを基本に、パーツごとのひと工夫
「部位別にクリームを変えなきゃ?」と迷う方も多いですが、全身用をベースにしながら、塗り方や量で工夫すれば十分です。
- 顔・首: 薄く均一に。仕上げは手のひらプレスでなじませる
- 腕・脚: たっぷりと。入浴後1分以内に塗るのがコツ
- かかと・ひじ: 重ねづけ+靴下や長袖で包むとよりしっとり
- 手: 日中はこまめに少量を重ねる。寝る前は厚めに
これならクリーム1つで全身まかなえるのに、ちゃんとパーツごとに最適なケアができます。
おすすめの全身用保湿クリーム(スチームクリーム)
「顔もボディも、家族みんなで」使えるのがスチームクリームの魅力。シンプルでマルチに使えるので続けやすいです。
よくある質問(Q&A)
Q. 顔にも全身用クリームを使っていい?
A. はい。スチームクリームは顔からボディ・髪まで使える設計。忙しい朝や旅行にもぴったりです。
Q. べたつかない?
A. 少量を広い面にのばすのがコツ。夏は薄めに、冬は重ねづけで調整できます。
Q. どのくらいの頻度で塗ればいい?
A. 基本は入浴後1分以内。乾燥が気になるときは日中にも重ねづけを。
まとめ
- 乾燥の原因: 環境・年齢・生活習慣・ケア不足
- 部位別の特徴: 顔・脚・かかと・手、それぞれ乾燥しやすさが違う
- 選び方: 全身用をベースに、成分・質感・使いやすさで選ぶ
- 使い方: 全身1つでOK。部位ごとに量や塗り方を工夫すれば十分
- おすすめ: スチームクリームなら全身ケアをシンプルに続けやすい
今日から「全身1つ+ちょっとの工夫」で、粉ふき知らずのなめらか肌をめざしましょう。