アーティストインタビュー vol.6 ~kata kata~

6月8日(水)に、スチームクリームから染色作家ユニット「kata kata」との限定デザインが初登場します!

今回登場するのは、 日本古来の染色技法「型染め」を用いて和紙に染めた、旬の果物と生き物たちをテーマにした2種類のデザイン。

型染めならではの柄や色を楽しむことで、スキンケアタイムがもっと実りのあるものに、自分らしい豊かなひとときに。

※商品ページは発売日の6月8日(水)からご覧いただけます。 発売をお楽しみに!

今回は染色作家ユニット「kata kata」のおふたりにインタビュー!

「型染め」を用いた作品作りや、今回初めてのコラボレーションとなるスチームクリームについて、たくさんお話を伺ってきました!

 

「kata kata」ってどんなユニット?

kata kataとは松永武と高井知絵による染色作家ユニットです。日本の伝統的な染色技法である「型染め」をベースに国内外で作品を発表し、近年は企業へのデザイン提供にも積極的に取り組んでいます。

動植物をモチーフに、ものがたりを想像できるような、会話がうまれるデザインを心がけています。

「型染め」を用いた製作のきっかけは?

松永さん:大学の授業で学んだのがきっかけです。「型染め」は刀で型紙を切り抜き、防染糊を置き、刷毛で染める技法のことをいいます

私は自由に絵を描くというより、「型染め」のもつ制約のなか「かたち」を探す作業に楽しさを感じています。手染めによる滲みやぼかしなどにも魅力を感じています。

型彫り風景

和紙の染色風景

デザイン活動のきっかけは?

高井さん:幼い頃からずっと絵を描いていたのでデザインの仕事をする事は自然でした。 東京造形大学在学中の2002年に活動をスタートし、2004年にkatakataを設立しました。

卒業後、父である染色作家、故・高井信行の元で「型染め」の染色技術を学び、今日まで染色作家ユニットとして活動してきました。

父の工房にて

デザインアイデアの源は?

松永さん:物、昆虫、植物、風景など、日々の生活の中らアイデアを得ています。気になることは何でもスケッチブックに描きため、落書きからアイデアを膨らませたり、ものがたりを想像しています。

アイデアスケッチ

製作で心がけていること、しいとじること

高井さん:作品を通して会話がまれたり、ものがたりを想像してもらえたらいいな、と思い制作しています。

こっそり隠した小さな生き物に気づく人はいるかな?と仕掛けをつくり楽しんでいます。

今回登場するデザインの原画に使用した型紙

スチムクリムの第一印象は?

高井さん:色とりどりで可愛らしい缶のデザインを見てワクワクしました。デザインバリエーションがあり集めたくなります。

デザインになった時の気持ち

松永さん:初めての形態、素材でしたので特にワクワクしました和紙の独特な滲みやぼかしの質感が缶に印刷されるのは面白いと思いましたし、サイズもかわいらしくて完成が楽しみでした。

「ももととり」「ベリーとテントウムシ」の原画

こだわりポイントは?

松永さん:「ももととり」では色付いた桃を恋しそうに見つめる鳥を描きました。桃の木には悪い気を払い、不老長寿を願う気持ちを込めて、桃の木を青にしたのは、「平和」や「穏やかな静けさ」をイメージして染めました

 

「ベリーとテントウムシ」では枝から枝へと器用に散歩しながら、季節の恵みを堪能する生き物を描きました。ブルーベリーは「実りある人生」を表現しています。どちらのデザイン幸運のシンボルとしててんとう虫登場させました。

スチムクリムの好きな使、缶のリユ方法は?

高井さん:お出掛けの時も必ずカバンに入れています。フェイス、ボディ、ヘアクリームと何役も任せられるので心強いです。

アトリエでは縫製作業も行いますので、使い終わったマチ針やボタン、ミシンのボビンなど、細かいパーツの整理整頓に使っています。

スチムクリムユーザーへメッセージ

手にとっていただいた時にホッとできるデザインになったと思います。皆さんが穏やかな気持ちで過ごせますように。

kata kata限定デザインはこちら

ももととり

ベリーとテントウムシ

※商品ページは発売日の6月8日(水)よりご覧いただけます。

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