意外と知らない!餞別のお返しとマナー

春は入学や就職といった出会いの季節。

反対に、卒業・転勤・退職といったお別れの季節でもあります。今までお世話になった方に餞別をいただいた時、慣れ親しんだ仲間や環境から離れる寂しさと、みなさんの温かい気持ちにいてもたってもいられず思わず涙が…、ということもあるのではないでしょうか。

餞別のお礼としてお返しをしたいけれど、どういったものが喜ばれて、いつごろお返しをした方がよいのでしょうか。ここでは、意外と知らない、餞別のお返しマナーについてご紹介します。

 

餞別はお別れのしるし?

そもそも餞別とはどういった意味なのでしょうか。

 

餞別とは、遠くへ旅立つ人に、はなむけの気持ちを込めて金品を贈ることをいいます。

餞別の「餞」の字には“はなむけ”や“別れの宴”の意味があります。昔は今と違って、旅の道中は安全とは言えず、簡単に離れた人に会いに行くことができませんでした。

そのため、餞別は、もう会えないかもしれないという別れのしるしでもあったのです。現在は、留学など目的があった旅行や転勤、退職、引越などをする方に贈る金品のことを餞別と呼びます。

 

餞別のお返しマナー①~お返しを渡すタイミング~

いくら餞別のお返しの品が素敵なものでも、お渡しするタイミングによっては失礼なこともあります。お返しをするタイミングとしては、引越や転勤、退職などがそれぞれ落ち着いたころ、だいたい1か月以内にお贈りするのがマナーです。

 

餞別のお返しマナー②~金額の相場~

あまり高額な餞別のお返しをしても相手の方に気を遣わせてしまうもの。マナーとは相手を敬い配慮する心のことです。高額な餞別をいただいた場合には、お返しは半返し~3分の1程度が望ましいでしょう。高額でない場合でも、近況報告も兼ねてお礼状を出すのがマナー。相手の方も喜ばれるでしょう。

 

餞別のお返しマナー③~お返しする品物~

餞別のお返しとして、その土地ならではの名産品やお菓子が好まれます。

職場では、数がたくさんあって個別包装されているものですと、みなさんで分けやすくて好印象です。親しい方に個別に餞別のお返しを贈る場合には、ステーショナリーやハンカチ・ミニタオル、ハンドクリームなど、普段使いができる品物がよいです。品物には、紅白の蝶結びの水引き、表書きは「御礼」や「お礼」とするのが望ましいです。のしはつけなくても構いません。

いかがでしたか。出会いと別れの多いこの時期に、知っていると役立つ餞別のお返しマナーをご紹介しました。

今までお世話になった方へ感謝の気持ちを込めて、「ありがとう」をお届けできるとよいですね。

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